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1999年5月に、当時の前原市(現糸島市)立怡土小学校で、グラウンドに設置されていた鉄製の国旗掲揚ポールが折れ、運動会の準備をしていた児童の顔などを直撃し、死亡する、という痛ましい事故がありました。
私たち、福岡市の公共施設を考える会は、そのような悲惨な事故を2度と起こさない為、学校施設を点検し、子ども達が安心して安全に学び育つ環境の確保を目指し、結成されました。
私たちは福岡市内7区全てに実行委員会があり、毎年、全区で夏休みの期間を利用し、危険個所などがないかを点検します。
「学校ウォッチング」と呼んでいるこの活動は20年以上続いており、これまでに、3,000を超える改善要望を教育委員会に行いました。
開始当初に比べ、指摘箇所は減ってきましたが、傾いて危険なブロック塀や、根元が腐食した照明灯、アスベスト含有が疑われる建材の使用などが見られ、改善を求めています。
私たちが指摘をするのは、危険個所だけではありません。夏になると30度を超える猛暑が続くなか「とても勉強できる環境ではない」という校長や先生方の声を受け、2014年に福岡市がエアコン設置を決めるまで、長年に渡り要望をしてきました。
最近では、マンションなどの乱立により、学校があっという間にマンモス化し、教室が足りず、校庭にプレハブを建てて間に合わせているケースも目立つようになりました。
安心できる環境で学び、育つことは、子どもたちの権利です。そして、それを保障する事は大人の義務です。
私たちは、子どもたちが学び育つ環境こそ、優先して予算を付け、整えるべきだと考えています。こうした思いを多くの保護者や市民の皆さんと共有し、改善への力にできればと思っています。